湿式というのは外装材を断熱材の上に直張りする工法です。工事が簡単なためコストは安くあがりますが、外装材にトラブルが生じるという欠点があります。コンクリート中の水蒸気は、断熱材を通じて外装材の裏面に達しますが、外装材は一般に水蒸気を通しにくいため、ここに水分が溜まって結露などを生じます。これが原因で外装材が傷んだり脱落したりという問題が発生します。また火災時に近隣から熱や炎によって被害を受けた場合断熱材が溶けてしまい外装材が脱落する可能性があるために大変危険をはらんだ工法といえます。


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乾式は断熱材と外装材の間に空気層をつくりますので、コンクリートに含まれた水蒸気を外部に無理なく逃がすことができるので湿式のように外装材の脱落などのトラブルは少なくなります。また経年変化で外装材を交換する場合も簡単に張替えることができます。非常に優れた工法ですが、一番の問題点はコストが高い事です。コンクリート躯体を作った後に断熱工事を行い更に外装の工事を行うため、手間が非常にかかる事からコストが高くなり、一部の高額な建物を施工する以外あまり普及していません。






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高性能な「G外断ボード」を外側打ち込み型枠として使用することで後から断熱工事が不要になり、金属タルキに外装材を固定することによりローコストで施工することのできる乾式外断熱工法です。
鉄筋コンクリート躯体から発生する水蒸気を通気層から排出することで、結露など外装材への悪影響を排除した高い耐久性が期待できます。

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鉄筋コンクリートの構造体は何百年ももちますが、外装材はそうはいきません。アンカーボルトで金属タルキを固定していますので、外装材のリニューアルも容易に行えます。耐荷重性能に優れるため、タイル張り、石張り等の重量のある仕上げにも対応できます。



今までの鉄筋コンクリート外断熱工法では「セパレーター」と呼ばれる鉄の軸が外壁面から室内側に向かって大量に貫通しており、ここを熱の通り道にして部屋の暖かさが逃げたり結露を起こしたりしていました。G外断ボード工法では、セパレーターの軸をすべて引き抜くことで、室内への熱の流れを抑え、省エネルギー性を高めます。

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G外断ボード工法には60㎜の断熱ボードを使用した「G外断ボード工法60」と性能表示制度・省エネ最高等級に対応するための「G外断ボード工法100」の2つのバリエーションがあります。 
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